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京都の地に
健祥会の心の介護と科学的介護を
老人保健施設マリアンヌ オープン

2012/10/1(MON)

桂川のほとり、嵐山を望む京都市右京区梅津中倉町に、緑風会の老人保健施設マリアンヌが完成し、10月1日落成式が執り行われました。

式典には中村博彦健祥会グループ理事長の政治の師であり、障害者福祉の大先輩である野中広務元内閣官房長官がご臨席くださり、理事長にとっては万感の思いとともに迎える京都での挑戦のスタートとなりました。

また、理事長と参議院でご懇意くださっている地元京都選出の二ノ湯さとし参議院議員、大阪の北川イッセイ参議院議員、兵庫の末松信介参議院議員をはじめ、関係諸氏、地域の皆様方にたくさんご臨席いただきました。


中村博彦健祥会グループ理事長あいさつ

平成10年10月、野中先生との出会い

「野中先生との出会いは平成10年10月、介護保険制度導入の2年前のことだった。新しい制度に現場の声を届けようと、措置時代にさまざまに露呈してきた福祉の問題点を陳情申し上げたのが始まりで、その後、ずっとご指導いただいて今日まできている。

健祥会は2年前30周年を迎えさせていただいた。社会福祉法人の施設はともすれば守旧的サービスに終始しているとのイメージを払拭するため、特養や老健の科学的介護、リバビリテーションはどうあるべきか、5000万円を投じて徳島大学への委託研究事業に着手した。その結論がそろそろ出る。私たちが、特養や老健の科学的介護のスタンダードを示すときがほどなく訪れようとしている。

褥瘡など許してはいけない。また、嘱託医は安易に胃瘻に移行しようとするが、胃瘻こそは人間の尊厳を阻害する第一歩だ。おむつもゼロに、骨折もゼロにする。口腔ケアが充実すれば、インフルエンザの罹患率は1/10になる。看取りについても、生物学的な死と人間的な死についての議論がされているが、健祥会では人間的な死がどうあるべきかを考えながら、看取り介護をつくっていきたい。

京都にマリアンヌ、そして来年3月には大阪住之江区に北川先生に人材面でのご協力を得て、特別養護老人ホーム健祥会エンリケが、さらに再来年春には東京世田谷成城に特別養護老人ホームエリザベート成城が開所する。京都、大阪、東京、すべて、コンペによって健祥会の介護が選ばれたのだ。現場をしっかり見極めた上で、選んでくれただけに非常に嬉しい。

ここ京都では医療法人立の老健が多いが、我々社会福祉法人には定員の一割について減免の義務があり、低所得の方に安い部屋代で厚い心のサービスをお届けすることができる。

梅津のみなさんがさあおいでと快く迎えてくれたことが本当に嬉しく、素晴らしいサービスを提供して、お心に報いたい。京都の仲間として、どうぞよろしくお願い申し上げる。設計施工に携わってくださった皆様方に感謝申し上げる。師であり大先輩である野中先生、マリアンヌ特別顧問をお引き受けいただいた二ノ湯先生、大阪、神戸から中村の施設をみてやろうかとおいでてくださった北川先生、末松先生をはじめ、本日お運びいただいた皆様方に、論より証拠を、1年後2年後にしっかりと示すことをお約束して本日のお礼に代えたい」


野中広務先生ご祝辞

「先ほども中村先生からご紹介があったが、私が政治家として現職の時、老人福祉の新しいあり方を求めていかねばならないと言って、中村先生がやってきた。徹底的に議論し、どう法制化するか、日課のように会をもった。中村先生には人を集め、団結させ、そして時には先頭に立ち、時には後ろから鞭打つという指導者の資質を備えている。その後、参議院議員となられ、厚生労働委員会や本会議で鋭く質問し、そして勇敢に実践しておられる。人のやれないことを血を吐く思いでやっていらっしゃるその姿には敬意を表するばかりだ。

野中広務元内閣官房長官

中村先生は、福祉家として徳島をはじめ、高知、大阪、さまざまな施設を運営しておられるが、今またここ梅津に、その信念が実ったわけで、今日の日をいただき、本当に有り難く嬉しく思う。

私は政治だけでなく、障害者福祉でも中村先生の先輩だ。園部で35年前、障害者支援施設をつくった。さらに授産施設をつくった。自ら働いて得たものは福祉として与えられるものより、ずっとずっと大きな喜びである。だから頑張ってつづけねばと、舞鶴、宮津にもつくり、大きな法人になっていった。

そろそろ歳だから引退をと思っていたのだが、終身ここにおれということでやめさせてもらえないから、生涯を障害者福祉に捧げるつもりだ。戦争で亡くなった人たちのことを思うと、新しい世を担っていく人たちのお役に立てるよう頑張らねばと思う。

私の施設では、かつて子どもだった人たちが年老いて、老人施設のようになっている。食べ物を口からこぼしたり、つまづいて転んだり、老人は赤ん坊と同じになっていく。人として、生きとし生きた証しとして、みんなで祝福し守らねばならない。

今日この場で、中村先生が京都に記す足跡をしっかりと見せていただいた。地域の皆さんが自分たちのものだと思ってくれるような施設になってほしい。マリアンヌと、先頭に立って闘う中村先生のさらなるご発展を願っている」


全室個室ユニット、ユニット毎の内装はそれぞれあたたかみにあふれ、広いダイニングキッチンには家庭的な調度をしつらえています。明るい個室の窓からは、大文字山、衣笠山を臨むことができ、安らいで日々を送っていただける環境です。


第一号入所記念くす玉割り
二ノ湯さとし参議院議員(マリアンヌ特別顧問・左より二人目)とともに 第一号入居者さまをお迎えして

京都市と友情盟約都市であるパリにちなんで、フランス女性の象徴であり、自由の女神である「マリアンヌ」の名を冠して。科学的介護と心のサービスで、地域の皆様の自由と自立を支援するとともに、京都という地の風土を大切にしながら、しっかりと地域貢献を果たしてまいります。




「京都に初の老健施設」■徳島新聞(2012/10/03掲載)

2012/10/2(TUE)

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