「福祉は人 人は心」「心と心」を掲げ、ひとつの特別養護老人ホームから出発した健祥会は、1979年の創立以来、現場のニーズに応えるために規制と闘い、規制の壁の一つひとつを実践で乗り越え、数々のヒット商品を生みながら地域に根ざしてきました。常に先を見据え、高齢者施設運営をはじめ、幼児教育、人材育成、地域の健康づくりとスポーツ振興など、広く事業展開を図っています。
2010年、30周年を迎えた健祥会は、「健祥会は地域社会を担います」「健祥会は科学的介護をつくります」「健祥会はアジアの健康に貢献します」と掲げて、さらなる20年への1歩を踏み出しました。
措置施設であった特養介護と決別し、認知症ケア、リハビリテーション、口腔ケアなどにおいて科学的先進介護を構築し、次の20年の基礎をつくります。施設は礼儀と感謝の発信基地となり、雇用をつくり、地域社会を担ってまいります。介護の質の向上は人材の質の向上なくしてあり得ません。賃金も職環境も、人のうらやむ健祥会とし、働く喜びをつくります。職員は汗を流し、自分を厳しく見つめ、自己改革・自己刷新を遂げてまいります。
そして、2011年春、未曾有の大災害が東日本を襲い、日本と日本人が生まれ変わるための新たな歩みが始まりました。私たち一人ひとりが自分の心をつくり、「日本復興」「日本人復興」を期していかねばなりません。
少子高齢・人口減少時代、団塊の世代が高齢期を迎え、社会保障制度改革はまったなし、こんな時代に、日本復興は日本人だけで成しおおせるものではなく、アジアの人々との協同が不可欠です。人の心も経済もおおらかに開国し、規制改革を推し進め、「アジアは一つ」の心でアジアの未来へと挑戦していかねばなりません。
開国の先陣を切って、介護現場はアジアの人材とともに先進介護に挑んでいます。健祥会では、日本の高齢化、アジアの高齢化を支えることはもちろん、グローバル人材をアジアへ送り出し、アジアから迎え、医療、教育、環境にまで、フィールドを広く求めてまいります。インドネシア、フィリピン、そしてタイ、ベトナム、日本・・・多様な人材が競い合うことで「アジアは一つ」が実現するのです。
日本が高度成長の影で見失ってしまった、礼儀と感謝、汗と涙、勤勉さを取り戻すために、グローバルな世界をたくましく生き抜いていくことのできる日本人を育てるために、教育の大切さを発信しながら、健祥会は「グローバル戦略」を高らかに掲げ、さらなる20年へと、力一杯歩んでまいります。